【イベント】1/13 宝が池シンポジウム「宝が池の森の今・未来を考える」
下記イベントのご案内です。
(主催団体のページはコチラ⇒http://www.kyoto-ga.jp/2012/12/13_0910.html )
宝が池の森の今・未来を考える
~人のかかわりが森の姿を創りだす~
春にはツツジやサクラ、冬には美しいオシドリが訪れ、都市公園として多くの人々に親しまれている宝が池公園。
かつては私たちの暮らしに深く結びついた森でした。
森の糧を暮らしに役立てるしくみが途絶えて久しい現在、森の環境はナラ枯れやシカ害などにより急激に変化し、多様性が失われつつあります。
森をよみがえらせるためには暮らしと森の関わりを再構築することが大切です。
京(みやこ)を守り続けてきた森と人々が再び強く結ばれ、多様な命があふれる美しい森を未来へ引き継ぐ方法を、一緒に考えていきませんか。
このシンポジウムは京都府立大学森林科学科と(公財)京都市都市緑化協会との共催です。
◆日 時 : 2013年1月13日(日) 午後1時~5時(受付12時30分~)
◆場 所 : 京都府立大学 6号館 ホール1
◆アクセス:地下鉄烏丸線:「北山駅」より約600m、「北大路駅」より約800m
市バス:1・205・206番「府立大学前」より約350m、
4番「北園町」より約300m
◆参加費 : 無料
◆事前申込 : 不要
◆内 容 (話題提供者 敬称略)
第1部 宝が池の森のかつての姿から現状をたどる
江戸時代から現在までの森の変遷を、異なる視点からみつめていきます。徐々に変化する森林(シイ林化やソヨゴ林化)、近年のナラ枯れやシカ害などの急激な変化の実態と、そこに見る森全体の課題について知り、研究者の方々の見解を分かち合います。
<話題提供1> 「江戸後期から昭和における宝が池周辺の森林の歴史」
京都精華大学(人文学部)教授 小椋 純一
<話題提供2> 「宝が池周辺の森の移り変わりと将来の姿」
京都府立大学(生命環境科学研究科)教授 高原 光
<話題提供3> 「宝が池の森の植生とソヨゴ林の拡大」
京都府立大学(生命環境科学研究科)助教 長島 啓子
<話題提供4> 「宝が池の森でなにが起こっているのか?
~ナラ枯れからひもとく・人と森とのかかわり~」
京都府立大学(生命環境科学研究科)特別講師、
京都府森林技術センター主任研究員 小林 正秀
第2部 宝が池の森の未来にむけて ~利用と管理を考える~
五山の送り火「妙・法」を抱き、地域のくらしを支えてきた森。現代のくらしの中で、人と森が共に成長できる、森とのかかわり方を見い出すことが大切です。自然学習利用の現状の報告と共に、暮らしとつながる森のあり方を見つめ直し、健全な森を未来へ繋ぐための視点を探ります。
<話題提供5> 「次世代へつなぐ身近な自然と暮らしのつながり~自然学習の
視点から~」
(公財)京都市都市緑化協会(宝が池子どもの楽園指定管理者)
プレイパーク世話人 野田 奏栄
<話題提供6> 「森に学ぶ楽しみ、森が示す地域の心」
京都府立大学(生命環境科学研究科)教授 田中 和博
<グループトーク> 座談会『これからの宝が池の森の姿をかたろう』
参加者全員による自由な意見交換をおこないます
◆お問い合わせ:
(公財)京都市都市緑化協会(担当:野田・小川・谷川)
〒606-0037 京都市左京区上高野流田町8
宝が池公園子どもの楽園管理事務所
TEL:075-781-3010 FAX:075-781-4422
E-mail: kaerusenpai@kyoto-ga.jp